幼少より北海道南部で育ち、日々釣りに明け暮れた少年は、いつしか世界の辺境をファインダーに収めレポートする、フォトジャーナリストに。
そして、各国の風土、人間、文化、宗教観などを精力的に新聞やグラフ誌、雑誌などに発表するなかで気づいたのは、美しい風景の中で竿を振る釣り人たちの姿でした。
取材先は世界70か国に及び、そのすべてで竿を振りながらも貴重な釣り風景を写真に収める、残間正之さんのインタビューを映像でご覧ください。
残間 正之(ざんま まさゆき)
1953年、北海道生まれ。フォトジャーナリスト。
70年代半ばより欧州各国、中央アジアをはじまりに、世界の辺境地への旅を続ける。新聞、グラフ誌、雑誌などで各国の風土、人間、文化、宗教観などを精力的に取材、発表している。根っからの釣り好きで、訪れた世界70か国すべてで竿を振り、貴重な釣り風景を写真に収め、多くの釣り雑誌にロマンのある写真とエッセイを寄稿。また、NHKの『世界釣り紀行』など、自然ドキュメンタリー番組にも、写真家・レポーターとして出演。著書に『フライフィッシング・ハイ!―楽園つり紀行』(舵社)など多数。