2020
06.12
『Fishing café Vol.65』巻頭インタビュー(後編)
―私の中のマイクロスコープ、小さな魚の奇麗を求めて―
女優・エッセイスト 本上まなみ
Man is the artificer of his own happiness. by Henry David Thoreau
(人は自分自身の幸せの考案者である)

「私にとって釣りは、より多くのことを、
より深く知るきっかけ」

女優、エッセイストとして活躍する本上まなみさんが、 本格的にフライフィッシングを始めたのは20代になってから。
繊細な毛鉤や道具類の美しさ、そのスタイリッシュさに心を奪われ、 「釣りにはこういうスタイルもあるんだ」と、釣りに対する認識が それまでと大きく変わったといいます。
また、釣り人と知りあうなかで、自然を学び自然を守るために 多くの人が地道な努力を続けていることを知ったといいます。
「釣りを通して人生が一段と豊かなものになった」
と言う本上まなみさんに、お話をお聞きしました。

本上まなみ(ほんじょう まなみ)

1975年東京生まれ、大阪育ち。女優として数々のテレビドラマ、映画、CMなどで活躍する。最近ではオトナの土ドラ『パパがも一度恋をした』(フジテレビ系列)、『世界ふしぎ発見!』(TBS系列)や『あさイチ』(NHK総合)などにも出演し、『SOUND IN MY PREMIUM LIFE 』(TOKYOFM)ではラジオパーソナリティーを務めている。ナレーターを務めたアニメ映画『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』は観客動員数120万人を突破し、ロングラン上映されており、台湾と香港での公開も予定されている。またエッセイストとしての評価も高く、著書に『落としぶたと鍋つかみ』(朝日新聞出版)、『芽つきのどんぐり 〈ん〉もあるしりとりエッセイ』(小学館)など多数刊行している。

写真◎小林廉宜 Photographs by Yasunobu Kobayashi
映像制作◎田畑貴章 Movie by Takaaki Tabata
取材協力◎グレートフィッシング然別湖事務局

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