2019
04.26
『Fishing café Vol.62』巻頭インタビュー(前編)
写真家・西部裕介「写真に宿る“釣り・人・魚”の透明なビジョン」
Vision is The Art of Seeing Things Invisible.

「独特の写真表現と釣りとの関係性」

広告業界を中心に活躍する写真家・西部裕介さんは、異色の経歴を持ちます。
東京水産大学(現東京海洋大学)在学中、実習船での遠洋航海でカメラを手にしたことで、写真の連続性に衝撃的に魅かれ、 大学卒業後に写真の専門学校へ進んだ後、プロの写真家としてのキャリアをスタートさせます。
船上で作業する漁師のダイナミックなドキュメンタリー写真、サバやダツが真っ白な空間を泳ぐ、まさに魚たちのポートレート……
その作品には、釣りを通して魚や海を独創的に捉える感性が溢れています。
プライベートな時間は、魚、釣り人などを求めて、海や深山へ撮影に赴くという西部さんに、ご自身にとっての釣りと作品作りについてお話をうかがいました。

西部裕介(にしべゆうすけ) 写真家

1977年 神戸生まれ。東京水産大学(現東京海洋大学)卒業後、2001年 東京ビジュアルアーツ入学。2005年(株)アマナにて、フォトグラファーとしてのキャリアをスタート。2010年に独立し、広告商品や風景写真を中心に活動。21_21 DESIGN SIGHT「テマヒマ展」「コメ展」、伊東豊雄建築ミュージアムなど長期にわたるプロジェクトに多数参加。プライベートでは漁師と魚を撮り続けている。2008年日経BP広告賞日経ビジネス広告賞、2010年第26回読売広告大賞「読者が選ぶ広告の部」トランスポート部優秀賞、2013年日本雑誌広告賞「第4部マルチプル・特殊加工広告」金賞、2014年カンヌ国際広告賞「アウトドア部門」銅賞、2016年 第83回毎日広告デザイン賞優秀賞など受賞歴多数。

ポートレート写真◎岩切 等 Phptogrphs by Hitoshi Iwakiri
映像制作◎田畑 貴章 Movie by Takaaki Tabata