2015
09.04
『Fishing Café Vol.51』巻頭インタビュー
Home Again
釣りを知らずして、友を得ず

「最良の釣りよりも、最悪の釣りの日の方が……」
語り手・伊東信一郎(ANAホールディングス会長)

「釣れない釣り人は哲学者。釣れた釣り人はただのお調子者……」
聞き手・夢枕 獏(作家)


ANAホールディングスの代表取締役会長として活躍する、伊東信一郎氏。
幼少よりに野山を駆け巡り、川を探り、学生時代は釣りや、登山などアウトドアスポーツに親しみ、なかでも釣りは社会人になってからも、大切なパートナーであったといいます。そして最近の愛読書は、本誌でも活躍する夢枕獏氏の『大江戸釣客伝』。
日本最古の釣り指南書『何羨録(かせんろく)』を書いたことで知られる津軽采女(うねめ)を主人公に、『生類憐みの令のもとで釣りも禁止』という時代背景のなかで、“釣り模様や楽しさ”を巧みに表現した作品。まさに、釣りの魅力を知り尽くした夢枕獏氏ならではの物語に、「釣りになかなか行けない私自身、共感できる部分が多かった」と、伊東氏はコメントしています。
そこで今回、5月に行われた伊東氏と夢枕獏氏の奄美大島・加計呂麻島プライベート釣行に同行させていただき、おふたりの「釣り談義」を収録しました。
その一部をダイジェスト版としてスライドショーと同時に公開します。

伊東信一郎(いとうしんいちろう)

1950年宮崎県生まれ。74年九州大学経済学部卒業後、全日本空輸入社。社長室事業計画部長、人事部長などを経て、2003年取締役。07年代表取締役副社長を経て、09年代表取締役社長に就任。現在、ANAホールディングス代表取締役会長。

写真◎岩切 等 Photographs by Hitoshi Iwakiri