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おや!? トレードマークがない? (本誌P.57〜62) 文◎本誌編集部
「リールの変遷と進化を追う」では、オシア・ジガーを使っての実釣ロケのために、オフショア・ジギングのエキスパートである佐藤統洋さんにご協力いただいた。佐藤さんを雑誌などでよく見ている読者の方々なら、本誌に登場している姿を見て「おや?」と感じたのではないでしょうか。何かが違う…と。

釣り関係者の間では「漁師・佐藤」と呼び親しまれるご当人、雑誌などでは豪快な笑顔とタオルのねじり鉢巻きがトレードマークのようになっている。それを見慣れていたら、ニットキャップを被った佐藤さんの姿に違和感を持ったかもしれませんね。ロケが行われたのは、まだ冷え込みが厳しい2月の室戸沖。とくに早朝は寒くなるので、発熱素材のブレスハイパー+℃を使用したシマノ・ネクサスのニットキャップを用意しておいたのです。「オレ、頭デカイから、帽子似合わないんですよ〜」と抵抗感はあったようでしたが、寒いから朝のうちだけでも、と渡しておいた結果が写真に残ったわけです。

結局は、昼過ぎに船を降りるまで帽子を被ったまま釣りに熱中していました。そして着替えながら一言。「こういう毛糸の帽子って被ったことなかったんですけど、冬は温かくっていいっすねぇ」。強烈な個性とスタイルを持っている方だけに、そう言われて何だか少しうれしかったですね。また寒い釣りの日には被ってくれるものと信じています。

ちなみに佐藤さん、「毛糸」じゃなくて「ブレスハイパー+℃」ですよ〜。