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編集部の大物師がジギングに目覚めた日  (本誌P.57〜62) 文◎本誌編集部
フィッシングカフェが号数を重ねるのと歩みをあわせるように、釣り世界にディープにはまりこんでいく本誌編集スタッフE。波止や小磯での釣りに足しげく通っていたEは、「メバルやカサゴもかわいくていいけど、ウツボ釣ったときのほうが断然うれしいわ」と、自分の大物指向を自覚。それ以後は沖釣りにはまりこんでいる。普段はもっぱらエサ釣りだが、室戸沖でのジギング取材があると聞くや、新境地開拓とばかりに参加。…といっても、ジギング用タックルがあるわけじゃなし。手持ちのロッドとリールを、無理矢理ジギング用に組み合わせて乗り込んできた。

「その鉤じゃ小さいと思いますよ」「そのロッドでシャクるのは辛いかも」と、ほほ笑ましく(?)見守る佐藤統洋さんの並びに陣取ると、見様見真似で初体験のジギングにトライ。シャクれどもシャクれども釣れる気配がないまま、1時間がすぎ、2時間がすぎ…。それでも「魚がコツンコツンと当たるのがわかるよ」と、本人は大はしゃぎ。シャクり方や巻き方をあれこれ試行錯誤しながら続けていると、「きた!」と昂ぶった声が上がった。
「こ、これは、なかなか…」。興奮のやり取りが続く。そして上がったジギング初物はマサバ。「何だかジギングがわかってきたよ」。そういって再び海に向かったEは、次々とマサバを釣り上げていった。

もちろん大物指向の彼が、マサバで満足するはずがない。「次は絶対に青物を釣りたいよね」と、鼻息も荒い。その機会があったら、またこのメイキングでご報告しますので、裏ネタファンの方はお楽しみに。