アメリカビルボードラテン・チャートで11週連続1位を記録し、全米で大ヒットを果たしたオルケスタ・デ・ラ・ルスのメンバーとして活躍したカルロス菅野氏。
彼の釣りを一言で表すなら、謙虚で情熱のある姿勢から生まれる、人と魚、人と自然の「親和力」。
道具を巧みに操るための「技」と「コツ」の習得。結果、新しいテクニックをひとつ身に付け、技のレベルが一段上がることの達成感。
音楽であれ、釣りであれ、より深く的確に交わるためには、男女がひきつけあうような、本能的な親和力が作用する。
渓魚にひかれ川へ行く、海に呼ばれて島を訪れる。
そんなカルロス菅野氏の釣りと生き方についてお話をうかがった。
取材・文◎遠藤 昇 Text by Noboru Endo 写真◎知来 要 Photographs by Yo Thirai
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