NEXT ISSUE VOL.84 2026年 8月 発行
「神々の森と海人の里、紀州の釣り文化を探る」
黒潮の影響を強く受ける紀州(和歌山県と三重県南西部)は、豊富な栄養分と温かい海水が魚たちの生息地を形成し、人々は古来、さまざまな魚を糧として暮らしてきました。そうした恵まれた環境を背景に多彩な漁法や漁業技術が発展し、とくに江戸期以降は、紀州徳川家の城下町として栄えたことで、多くの漁業技術が日本各地に伝播され、現代の釣り文化にも大きな影響を与えています。そこで次号では、紀州から各地に伝わった。釣りや漁業文化、熊野街道で大阪、江戸へ運ばれたたカツオ節や加工品などの魚食文化もあわせて、紀州の釣り文化の魅力をレポートします。