● ロッド&リールの変遷と進化を追う 新型「探見丸CV」で海中をリアルに探る ●
ピースロッド「チェルマーレ」。リールはドラグ性能が高く、操作性に優れた「オシアジガー5000」を使用した。
最初のアタリはクマさんにあった。根ずれでハリスが切られないように、魚を底から引き離す。中層まで引き上げ余裕の出てきたクマさんは、「そんなに大きくないな」と一言。
上がってきたのは3〜4キロほどのクルキンマチという魚。図鑑などで調べると伊豆諸島の深場で釣れるヒメダイと同じだというが、見た目はヒメダイほどシャープな印象はない。が、それでも待望の1尾目だ。
取材・文◎本誌編集部
写真◎津留崎 健
