● 釣りして行こう「おくのほそ道」と釣り処 饗庭孝男 ●
人生を旅にたとえ、生涯を旅に捧げた俳人・松尾芭蕉。その集大成ともいえる『おくのほそ道』をたどれば、美しい風景を残す歌枕や俳枕に加え、格好の釣り場が数多くあることに気づくはず。陸奥・出羽で詠んだ芭蕉の句を挙げながら、阿武隈川(福島県)、北上川(岩手県)、象潟の海(秋田県)を訪ね、それぞれの釣りを紹介します。
取材・文◎秋野枝男
写真◎今田修二