古代ポリネシア・知恵と勇気が育てた海洋文化(後編)
後藤明

 コロンブスが大西洋を横断するより何世紀も前、ポリネシアの船乗りたちは木製のカヌーで太平洋を何千キロも横断し、ポリネシアン・トライアングルと呼ばれる三角形の海域の島々を往来した。古代ポリネシア人は、その広大な海域に含まれる数々の島々をどのようにして発見したのか。そして、どのような文化をもたらしたのか?
 そんなロマンの大海原に人類学者が飛び込みます。
 今回のBSTV番組『Fishing Café』は、半世紀にわたりハワイ・ポリネシア文化を研究してきた人類学博士・後藤明さんを釣り人に招き、ポリネシアの航海術、そして釣り針が持つ意味を語っていただきます。
 古代ポリネシア人はGPSも海図もない時代に、太平洋を何百キロも航海してきました。その航海術はウェイファインディングと呼ばれる自然を利用した方法で、ウェイファインディングは現在、大切な文化として復活し、ハワイの人々によって大事に受け継がれています。
 また、古代の釣り針を再現している方との出会いもあり、古代の釣り針での実釣は大変貴重な経験であり、後藤さんも釣果に驚きを隠せませんでした。
 はるか昔に知恵と勇気を持って新天地を求めた古代ポリネシアの人々。
 この“人類の大いなる旅”は、この先も続くのでしょう……

8月以降リピート放送あり
全国のケーブルテレビでもご覧になれます。
(ご覧になれないケーブル局もあります)

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